釧路出身の吉田さん漫画連載開始 DAYSで配信【釧路】
釧路市出身の漫画家吉田優希さん(24)が、講談社提供のコンテンツ配信サービス「コミックDAYS」(略称、DAYS)で、自身初となる連載配信を開始した。タイトルは「ドランク・インベーダー」。作画担当の吉田さんは、愛飲家で酒の知識と技量も備えた主人公が異世界で奮闘、葛藤する姿を描いている。DAYSで毎週月曜更新。(山本雅之)
吉田さんは2018年、集英社主催の少年向けストーリー漫画の新人賞である、第95回「手塚賞」に準入選し、漫画家としての第一歩を踏み出した。その後上京して、漫画家のアシスタントを務めながら、大手出版社の雑誌などで1話完結の読み切りを掲載したり、ウェブ上に自作を発表してきた。
「ドランク・インベーダー」の作画連載は、原作者のRootportさんが講談社に推挙したのがきっかけ。吉田さんは「マイページに上げていた作品を、原作者、さらに担当者も気に入ってくれた。最初は実感が湧かなかった」。ジャンルがファンタジー、テーマが酒という漫画については「どちらも、これまでに手掛けたことがなかったが、脚本を読み、キャラクターをしっかり描く姿勢ができた」。
「ドランク・インベーダー」は9月26日から連載開始。10月2日のDAYSオリジナルランキング(直近7日間集計)で1位を獲得、好発進した。「釧路を離れて4年。やっとスタートラインに立ったという思い」とにっこり。今後の抱負は「初の連載を成功させるのはもちろんだが、それだけで満足したくはない。『吉田が描くあの世界、あの絵がいいよね』と言われるような漫画を、次々と世に出したい」と話している。
関連記事
「いい(11)夫婦(22)の日」 最高齢医師 支え合う【音更】
夫婦で田中医院(音更町木野大通東15ノ2)を営み46年目を迎えた精神科医・院長の田中章二さん(85)と、内科医・副院長のサイ子さん(86)。十勝の現役医師で最高齢となった2人は、共に大病を乗り越...
川の見回り 馬上から 悪路も悠々踏破 帯開建と畜大実験【帯広】
帯広開発建設部と帯広畜産大学は21日、帯広市内の札内川河川敷付近で馬を活用した騎馬パトロールの試行実験を実施した。馬を活用することによる河川管理などへの可能性の検討を目的とし、その効果や課題な...
行政DX 助っ人に「起業人」 東京のIT企業から【更別】
更別村は、行政DX(デジタルトランスフォーメーション)推進に関わる計画作成や内部の意識醸成を目指し、ネットランド(東京、岡野太郎社長)と地域活性化起業人の派遣に関する協定を締結した。5日には起業...
12月1日から「ひろはこ冬の観光キャンペーン」【函館】
函館市と青森県弘前市による、ひろはこ連携推進実行委は12月1日から、両市の相互誘客や周遊観光の促進を図る「ひろはこ冬の観光キャンペーン」を展開する。3年目となる今年度も「雪ミク」がメインキャラ...
道民意識調査 ヒグマあつれき増加受け積極的捕獲支持増える【函館】
道は、9~10月に道内の18歳以上を対象に実施した、今年度の道民意識調査の結果をまとめた。ヒグマに対してこの10年で「大きく不安が増えた」「不安が増えた」と答えた人は合計で72・6%に上り、前...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
道東道阿寒─釧路西 12月22日開通 札幌─釧路市街地直結【釧路市】
2函館市動物愛護管理センター開所 25日から運用 殺処分減へ【函館】
3帯広畜大「ゼニ研」に前田一歩園賞 ゼニガタアザラシの個体数調査継続【札幌】
4昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
5トラウトサーモン安定的生産に期待込め 浦河港内で養殖試験 浦河町栽培漁業研究会 事業化に向け可能性探る【浦河】
-
1
高校で卒業式、1623人が門出の日【釧路管内】
2タイ国鉄車両工場長 シンハカーンさん キハ183系を見学 安平
3昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
4釧路市動物園、ライオンのユウキ死ぬ【釧路】
5旧狩勝牧場再生へCF 返礼はソフト食べ放題やツアー 北広牧場【新得】