マイハザードマップ作りなど【日高】
【日高】学校の授業に防災の要素を取り入れ、防災を考える1日とする「1日防災学校」が6日、富川小学校(加渡三之校長 児童数263人)で行われた。
災害発生時を想定し、地域実情に応じた避難訓練や避難所など防災に関する知識を学び、児童生徒の資質能力を育む取り組み。保護者にも防災の意識を高めてもらう考えで、参観日での実施を計画していたが、新型コロナウイルス感染状況を鑑み、動画に撮ってYouTube「富小チャンネル」で配信する予定。
防災学校は6年生が家庭科で「災害食を作ろう ハイゼックスを使って蒸しパン作り」、5年生は理科で「流れる水のはたらき」、社会で「自然災害を防ぐ」、3・4年生は社会で「自然災害としごと」、2年生は図工で「新聞紙でスリッパづくり」、1年生は学活で「ぼうさいカルタであそぼう」。
この中の5年生の社会「自然災害を防ぐ」の授業では河川防災学習『マイハザードマップをつくろう』に挑戦した。室蘭開建の委託を受けた総合建設コンサルト、ドーコン交通事業本部の防災保全部が資料を用意。
児童たちは3〜4人のグループに分かれ、自分の家・学校の「浸水深」を確認。どこの避難所へ行けば良いか、どう行動することが大切かを学んだ。 この日は、休み時間に地震が発生したことを想定した「避難訓練」も行われ、教師がついていない中で、ある程度地震がおさまってから児童たちが考えて行動してグラウンドに避難した。
藤本このみさん(5年)は「自分の家の近くに小さな川があるので逃げるルートを確認しておこうと思った。ハザードマップを作ることで安全な避難場所を知ることができた」と振り返った。
加渡校長は「いつ起きるかわからない災害について、あらかじめ対処の仕方を学習しておくことはとても大切。子どもたちを通して、家庭内で防災に関する会話も増え、住民の災害意識の向上につながるのでは」と話した。
関連記事
遺愛学院本館、生徒がご案内 初の一般公開【函館】
遺愛学院(函館市杉並町、福島基輝理事長)は23日、国指定重要文化財「遺愛学院本館(旧遺愛女学校本館)」の保存改修工事がおおむね終わったことから、初めて一般公開した。遺愛高生の有志11人がコンシ...
GLAYのマンホール 排水設備指定業者組合が市に寄贈 尾田栄一郎さんがイ..
函館市排水設備指定業者協同組合(加盟23社、木村謙一理事長)は22日、設立50周年を記念し、函館出身のロックバンド、GLAYのメンバーのイラストが描かれた「GLAY函館マンホール」8組を函館市...
アイヌ文化の魅力発信 「アートウィーク」開幕【釧路市】
釧路市阿寒湖のアイヌ文化から着想を得たさまざまなジャンルの芸術作品を、阿寒湖温泉街を巡りながら鑑賞する「阿寒アイヌアートウィーク2024」(釧路市主催)が、23日から始まった。阿寒湖アイヌコタ...
防災士目指し研修 養成講座、小学3年も挑戦【根室】
【根室】市防災士養成研修講座が、市総合文化会館を会場に23、24日の日程で始まった。札幌市以外での講座は、今年6月の釧路市に次ぐ道内2例目となる。参加者は小学3年生~78歳代までの91人で、う...
ポイ捨てゼロ願う ごみ拾い“袋文字” SNSで発信「皆さん考えて」【帯広】
帯広市西9南1の加藤芳規さん(82)は8年前から毎日、近所のごみ拾いを続け、ごみ拾いSNS「ピリカ」に、2週間分のごみを集めた袋で作る文字アートの写真を投稿している。これまで「ポ・イ・ス・テ」な...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
函館市動物愛護管理センター開所 25日から運用 殺処分減へ【函館】
2道東道阿寒─釧路西 12月22日開通 札幌─釧路市街地直結【釧路市】
3昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
4トラウトサーモン安定的生産に期待込め 浦河港内で養殖試験 浦河町栽培漁業研究会 事業化に向け可能性探る【浦河】
5帯広畜大「ゼニ研」に前田一歩園賞 ゼニガタアザラシの個体数調査継続【札幌】
-
1
高校で卒業式、1623人が門出の日【釧路管内】
2タイ国鉄車両工場長 シンハカーンさん キハ183系を見学 安平
3昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
4釧路市動物園、ライオンのユウキ死ぬ【釧路】
5旧狩勝牧場再生へCF 返礼はソフト食べ放題やツアー 北広牧場【新得】