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函館新聞

小沼でオジロワシ 通年で見られる個体か?【七飯】

足で魚を掴んだまま飛び立つオジロワシ(大沼国定公園内小沼で、8日)

 【七飯】大沼国定公園の小沼湖上で8日、国の天然記念物のオジロワシが見られた。カラスとトビが威勢良く近づくと、足で餌の魚をつかんだまま飛び立った。

 オジロワシは冬になると日本に飛来し、道南では八雲町の遊楽部(ゆうらっぷ)川周辺などで見られるが、複数の野鳥愛好家らによると、大沼周辺では最近、通年で姿が確認されるという。

 北海道鳥獣保護監視員の小松俊男さん(71)は「飛ぶ範囲が広いのでどこで生息しているかは分からないが、頭部が白いので年齢を重ねているのではないか」と話している。

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