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釧路新聞

風を感じて景勝地巡り 電動アシスト自転車レンタル【浜中】

移動が簡単な電動アシスト自転車

 【浜中】NPO法人霧多布湿原ナショナルトラストは町観光協会の委託を受けて、電動アシスト自転車のレンタルを霧多布湿原センター(四番沢20)と同法人事務所(琵琶瀬60)で行っている。湿原や岬など起伏に富んだ町内の景勝地を容易に移動できるとあって利用を勧めている。  同協会は厚岸霧多布昆布森国定公園の認知拡大や誘客、受け入れ態勢の強化を目的にこれまでモニターツアーを開くなど整備を進めてきた。同自転車は環境省の2020年度「国立・国定公園での滞在型ツアー・ワーケーション推進事業」の一環で10台導入した。センターと事務所に各5台配備している。  同センターによると、霧多布湿原から市街地を通り霧多布岬やアゼチの岬、仲の浜木道、琵琶瀬展望台を経て同センターまでのコース(32㌔)は2時間余りで移動が可能。市街地や霧多布湿原などの低地から海抜40㍍以上の岬や展望台まで、容易にこぎ進めることができるという。  同協会では「公共交通が少ない地域だが自転車だと自由に移動ができる。風を感じ、いつもと違う目線での観光を楽しんでほしい」と呼び掛けている。  利用は11月30日まで。対象は身長144~181㌢の人で、利用料は3時間が3000円、1日が5000円。センターは予約なしも可、事務所は完全予約制。問い合わせは同センター0153(65)2779へ。

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