お盆休みを十勝で過ごすため、到着ロビーから出てくる人たち

　お盆を十勝で過ごす人たちの帰省ラッシュが１１日に始まった。３年ぶりに行動制限のない今年は、道内外から十勝入りする人が増えており、帯広に到着する空の便などの交通機関は前年よりも混雑している。

　とかち帯広空港では１１日午前、東京発の２便が到着。キャリーケースを引いた家族連れや観光客が続々と十勝に降り立った。

　埼玉県から仲間たちと旅行に訪れた会社役員の元田豊治さん（７０）は、２０年ぶりに十勝に降り立った。「１４日に大樹町である航空フェアに参加する。上空から見た十勝の畑の景色は、やはり最高だね」と満面の笑みで語った。

　Ｕターンラッシュは１４日にピークを迎える予定。空の便のほか、ＪＲや都市間高速バス「ポテトライナー」の予約も好調となっている。