ワーキングホリデー受け入れ開始 酪農現場で発見の日々【広尾】
広尾町の「ふるさとワーキングホリデー」の受け入れが始まり、今年度の第1号として中央大学商学部4年の三枝美晴さん(23)が町内野塚の角倉円佳さん(39)の牧場「マドリン」(搾乳頭数・55頭)に短期就業し、農村生活を体験している。「子牛がかわいい」と笑顔で語る三枝さんは、受け入れ期間中、地域のイベントにも参加する。
町と町内産業団体で組織する「広尾町活き生きプロジェクト」(会長・村瀬優町長)の事業。今年度は8~11月の4カ月間、町内の酪農家、水産加工業者、木工場などがそれぞれ2、3週間程度受け入れる。
三枝さんは1~21日に滞在し、朝夕の搾乳、給餌、子牛のほ育などを体験。1週間が経過し作業にも慣れたが、「餌や敷料など重い物ばかり。想像以上の重労働」と語る。農作業の合間には、地域の女性酪農家グループと交流。14日の仮装盆踊り大会にはJAチームの一員として出場する。
実際の酪農現場では、新しい発見の連続。「広尾の人は優しく、とても楽しい。重労働を女性1人でこなす角倉さんは尊敬してしまう。将来は1次産業に関わる仕事に就きたい」と話している。
体験実習生を積極的に受け入れている角倉さんは「酪農を身近に感じて、1次産業のイメージが高まればうれしい」と述べていた。
関連記事
遺愛学院本館、生徒がご案内 初の一般公開【函館】
遺愛学院(函館市杉並町、福島基輝理事長)は23日、国指定重要文化財「遺愛学院本館(旧遺愛女学校本館)」の保存改修工事がおおむね終わったことから、初めて一般公開した。遺愛高生の有志11人がコンシ...
GLAYのマンホール 排水設備指定業者組合が市に寄贈 尾田栄一郎さんがイ..
函館市排水設備指定業者協同組合(加盟23社、木村謙一理事長)は22日、設立50周年を記念し、函館出身のロックバンド、GLAYのメンバーのイラストが描かれた「GLAY函館マンホール」8組を函館市...
アイヌ文化の魅力発信 「アートウィーク」開幕【釧路市】
釧路市阿寒湖のアイヌ文化から着想を得たさまざまなジャンルの芸術作品を、阿寒湖温泉街を巡りながら鑑賞する「阿寒アイヌアートウィーク2024」(釧路市主催)が、23日から始まった。阿寒湖アイヌコタ...
防災士目指し研修 養成講座、小学3年も挑戦【根室】
【根室】市防災士養成研修講座が、市総合文化会館を会場に23、24日の日程で始まった。札幌市以外での講座は、今年6月の釧路市に次ぐ道内2例目となる。参加者は小学3年生~78歳代までの91人で、う...
ポイ捨てゼロ願う ごみ拾い“袋文字” SNSで発信「皆さん考えて」【帯広】
帯広市西9南1の加藤芳規さん(82)は8年前から毎日、近所のごみ拾いを続け、ごみ拾いSNS「ピリカ」に、2週間分のごみを集めた袋で作る文字アートの写真を投稿している。これまで「ポ・イ・ス・テ」な...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
函館市動物愛護管理センター開所 25日から運用 殺処分減へ【函館】
2道東道阿寒─釧路西 12月22日開通 札幌─釧路市街地直結【釧路市】
3昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
4トラウトサーモン安定的生産に期待込め 浦河港内で養殖試験 浦河町栽培漁業研究会 事業化に向け可能性探る【浦河】
5帯広畜大「ゼニ研」に前田一歩園賞 ゼニガタアザラシの個体数調査継続【札幌】
-
1
高校で卒業式、1623人が門出の日【釧路管内】
2タイ国鉄車両工場長 シンハカーンさん キハ183系を見学 安平
3昔風の純喫茶復活 マリー・ギャルソン17日営業再開【釧路市】
4釧路市動物園、ライオンのユウキ死ぬ【釧路】
5旧狩勝牧場再生へCF 返礼はソフト食べ放題やツアー 北広牧場【新得】