人気列車のボールペン発売 異業種コラボ【釧路】
文具などを販売する山一佐藤紙店(釧路市北大通8、佐藤公一郎社長)と、大型複合施設コーチャンフォーを全国で展開するリラィアブル(同市春採7、佐藤暁哉社長)は共同でJR北海道とコラボし、「くしろ湿原ノロッコ号」と「SL冬の湿原号」の特製ボールペンを22日発売する。イラストデザインはボールペン画家として活躍する原田カーナさんが担当した。
全国にファンの多い人気列車を題材に、異業種がコラボして釧路の観光振興に一役買う商品にと製作した。ボールペン本体は三菱鉛筆製のゲルインクボールペン「ユニボールワン」がベース。
「大自然を駆けるくしろ湿原ノロッコ号ボールペン」は緑インク、「銀世界を駆けるSL冬の湿原号ボールペン」は黒インク。ボディーにはそれぞれの車両の車体を横から見たイラストが描かれ、付属するプラスチック製のチャームには列車正面のイラストが描かれている。イラストはゲルインクボールペンを使い描いており原田さんは「皆さんの思いが届られるように描いた」と話した。
商品化について佐藤紙店の佐藤社長は「地域のために何ができるのだろうと考えた」と述べ、リラィアブルの佐藤社長は「釧路の文房具を扱うのでご当地のものをと考案した」と話す。JR北海道の五十嵐直人釧路駅長は「このボールペンで夏と冬の観光列車をPRしてもらえたら」と語った。
ボールペンは2000本製造。1本495円。販売は佐藤紙店、リラィアブルが運営する市内の各店舗、釧路駅構内の売店、たんばやMOO店。
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