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日高報知新聞

21年度は3.4億円の黒字【浦河】

 日高信用金庫(大沼孝司理事長、本店・浦河町)の第100期通常総代会が17日、浦河町大通3の浦河ウエリントンホテルで開かれ、2021年度決算報告で当期純利益は前期比で7600万円増の3億4900万円を黒字を計上した。ほか任期満了に伴う理事、監事の選任では14人全員が再任された。新型コロナウイルス感染症防止対策で出席人数の制限や規模を縮小。委任状64人、本人出席は16人だった。

 大沼理事長は「人口減少などの地域における構造的な課題に加え、新型コロナウイルス感染症の影響が続く中、昨年9月に発生した赤潮で大規模な漁業被害が発生し、漁場回復には長い期間と支援が必要とされ、地元企業にとっては厳しい環境が続くものと思われ、今後の地域経済へ大きな影響が懸念されている。今年度は『新長期経営計画ひだかしんきん〝支援力の強化と変革への挑戦〟3カ年計画』の中間年度として、また、創立101年目として新たな歴史に向かっての一歩を踏み出す重要な年度となる」とあいさつした。

 21年度決算(21年4月~22年3月)は、3月期の預金残高が前期比23億5200万円増の1531億3100万円。貸出金残高は888億6100万円(前期比1900万円増)。

 経常収益は21億8100万円で前期比1900万円増、当期純利益は3億4900万円で前期比7600万円増となり、前期と比べ貸出金の増加などで増収・増益。

 経営の体力や健全性を示す自己資本比率は、自己資本額を前期比で3億3100万円増の113億9700万円。分母となる信用リスクアセットが一般貸出金の大幅な伸びにより増加したことから、前期比0・22㌽低下の14・89%となった。

 業績評価優秀店舗の発表(表彰はなし)で、最優秀店舗賞は静内支店が2年連続の受賞。優秀店舗賞は3年連続で三石支店、努力賞は広尾支店。

総代会であいさつする大沼理事長

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