春ハクサイ大ぶり 北斗で出荷進む【北斗】
【北斗】市内の農家で、ハウス内で育てた春採りハクサイの出荷が進んでいる。今年は天候に恵まれ、農家は「大玉でサイズもそろっている」と自信を見せる。
市野菜生産出荷組合はくさい部会(山本隆久部会長、23戸)は、ハウス4・8ヘクタール、露地トンネル3ヘクタールの計7・8ヘクタールでハクサイを栽培している。ハウスものは早い人で今月5日に収穫が始まり、札幌、旭川、函館の道内市場に出荷。今月末まで4193トンの出荷を見込む。6月から露地トンネルに切り替わり、2356トンを出荷予定。春ハクサイでは北斗が道内で最も早い産地となっている。
山本さん(42)=東前=は、ハウス7棟計18アールで作付け。8日に収穫を始め、パート従業員を含め5人で芯や葉を包丁で切り落とし、箱詰めする作業を進める。日量250~300ケース(1ケース10・5キロ以上)を出荷し、山本さんは「Lサイズ(4玉)が中心。雨が降らず畑が乾いて水管理に苦労したが、出来は上々。中華飯にすると、ハクサイをたっぷり使えておいしい。漬物やスープの具材にも合う」とPRする。
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