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函館新聞

シネマアイリスでインディペンデント映画祭 13日から【函館】

日本映画特集「インディペンデント映画祭」への来場を呼び掛ける菅原代表

 函館市民映画館シネマアイリスは13日から26日まで、「日本映画インディペンデント映画祭」と題して意欲的で良質な作品をスクリーンで応援する。地方ロケ作品や音楽ドキュメンタリーなど、選りすぐりの4本を順次上映する。

 「なん・なんだ」(山嵜晋平監督)=13~15日上映=は、元文部科学省官僚、寺脇研さんのプロデュース作品。妻が交通事故で昏睡状態になったことから明らかになった熟年夫婦のずれを描いた。下元史朗さん、烏丸せつこさんのダブル主演。

 「誰かの花」(奥田裕介監督)=16~18日上映=は、横浜市の映画館「シネマ・ジャック&ベティ」の30周年を記念して企画された映画館発信の作品。老いた父と亡き兄、家族をめぐる物語で、カトウシンスケさんが主演、吉行和子さん、高橋長英さんの2人の名優が脇を固める。

 「のさり島」(山本起也監督)=19~22日上映=は熊本県天草市で撮影された。山本監督は京都芸術大学映画学科教授で、同大学のプロジェクト「北白川派」による作品。寂れた商店街に流れ着いたオレオレ詐欺を働く若者を札幌出身の藤原季節さん、孫と思い込み同居する老女を20年に亡くなった原知佐子さんが演じた。

 「映画:フィッシュマンズ」=23~26日上映=は90年代に活躍したバンド・フィッシュマンズを追った172分のドキュメンタリー。メンバー脱退やボーカル佐藤伸治の死を乗り越え、佐藤の残した楽曲を演奏し続けるバンドの現在までを追った。上映リクエストも寄せられ、特集に加えた。

 菅原和博代表(66)は「どの映画もスクリーンで見てほしいという思いで作られている。興行的には厳しくても一人でも多くの人に見てもらいたい作品は多い。今後もこうした特集を続けたい」と話している。

 鑑賞料金はフィッシュマンズのみ2500円で、残る3本は一般1500円、学生1000円。上映時刻の問い合わせはアイリス(0138・31・6761)へ。

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