函館児童生徒の端末操作を支援 ICTサポートセンター設置へ【函館】
函館市は、市立小中学校児童生徒に「1人1台端末」を推進する「GIGAスクール構想」で、端末の活用法をアドバイスする「ICTサポートセンター」を、6月以降に設置する。市内を3地域に分け、それぞれに専門の担当者を1人以上配置。操作方法や不具合などに対応、各校の取り組み状況も把握し、情報交換につなげていく。
市は2020年度、市立の全小中学校の児童生徒分約1万5000台のタブレット端末を導入し、校内無線LANの整備を進めた。本格的な運用開始となった21年度は、専門業者が各学校を訪問する「GIGAスクールサポーター」事業を実施。児童生徒や教職員へのシステム各機能の使い方のレクチャーなどを現場で対応してきた。今年度はスクールサポーターの役割を、サポートセンターが引き継ぐ。
市教委は「センターから適切なサポートを受けながら、教職員自身もスキルアップを目指してほしい。センターに各学校での取り組み状況が集約されるため、効果的な情報交換も期待できる」としている。
今年度は中学生を対象に、端末で学べる学習ソフト「デジタルAI(人工知能)ドリル」の導入を予定。生徒の理解度に応じてAIが最適な問題を自動で出題したり、難易度の高い内容を紹介するなど、個々の習熟度に応じた学習ができるという。
業者選定を経て、6月以降に導入される見通し。市立小中学校の全教室に大型ディスプレイを設置し、映像とリンクした学習への取り組みも進めていく。市教委は「インフラ整備はほぼ完了したので、サポートセンターと連携しながら現場の声を反映させ、実践的な活用を積極的に探っていきたい」と話している。
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