シーニックバイウェイ【新ひだか】
【新ひだか】「日高シーニックバイウェイ」候補ルート申請のための代表者会議の第1回実務者部会が1日、町商工会で開かれ、候補ルート申請に向けた活動計画や今後のスケジュールについて協議した。
地域に暮らす人が主体となり、企業や行政と手をつなぎ、美しい景観づくり、活力ある地域づくり、魅力ある観光空間づくりを目指す取り組みが「シーニックバイウェイ」。
国土交通省の重点施策を受け、2003年に北海道の取り組みが開始されたシーニックバイウェイ(地域に立ち寄ってもらう風景)は、道内では05年からスタート、支笏洞爺ニセコルート(ウェルカム北海道エリア、国道453号延長9㌔、支笏湖ブルーに出会う道、千歳市)、釧路湿原・阿寒・摩周シーニックバイウェイ(国道243号延長18・1㌔、美幌峠と屈斜路湖を風のように吹き抜ける道、弟子屈町)など現在13の指定ルートと3つの候補ルートがあり、約500団体が活動し地域づくりを進めている。
日高管内では、同代表者会議(事務局・町商工会)が3月に設立された。
この日の部会では日高シーニックバイウェイの候補ルートとして、日高山脈や牧場風景、えりも岬、アイヌ文化、ジオパークなど独自の景観を持つ日高のルート登録への実現に取り組み、来年4月に候補ルートの登録申請を目指す。
情報共有の勉強会として、「支笏洞爺ニセコルートの取り組み」をテーマにシーニックバイウェイ支援センターの中村幸治ルートコーディネーターが講演した。
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