地域の安全 ゆるキャラも一役 帯広署で出発式【帯広】
犯罪のない社会の実現を目指す「全国地域安全運動」が始まった11日、帯広署で出発式が開かれ、関係者が地域の安全を守ることを誓った。防犯ボランティアや署員ら計約50人が出席し、同署管内自治体のゆるキャラも勢ぞろいした。
道警釧路方面本部の須佐正美本部長は、今年、帯広市の70代女性が4000万円の詐欺被害に遭うなど予断を許さない状況とし、「皆さまとより一層連携し、地域の防犯意識向上につなげたい」と呼び掛けた。
帯広地区防犯協会連合会の砂川敏文会長のあいさつに続き、帯広市防犯協会の池田利光会長が地域団結の決意を宣言した。
続いてよつ葉アリーナ十勝の駐車場で、須佐本部長や野手敏光帯広署長らが見守る中、青色回転灯をつけた車両27台が、パトカーと白バイに先導され、各地のパトロールに向かった。
同運動は20日まで。女性と子どもの犯罪被害と特殊詐欺の防止を重点目標とし、期間中は街頭啓発や情報発信に力を入れる。
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