料理人15人、腕競う 野口観光社内3部門コンテスト【洞爺湖】
上位メニューは冬期間提供
野口観光(本社登別市、野口秀夫社長)の社内料理コンテスト「N1グランプリ2021冬」が5日、洞爺湖町洞爺湖温泉のザ・レイクビューTOYA乃の風リゾートで開かれ、事前審査を通過した料理人15人が腕を競った。
社員の能力を発揮できる職場環境づくりと、食の魅力づくりなどが目的。例年春と秋の2回開催している。
今回のテーマはキャリア部門が先付け料理、若手部門がテークアウト商品、パティシエ部門が夕食バイキング。各部門5人が作品を披露した。
うちキャリア部門では「静岡産の真ダイのグリルと平飼い有精卵の味噌(みそ)漬け」「アンコウのスモークとあったか煮凝(にこご)り」ほか、自家製引き上げ湯葉を使ったメニューなど、工夫を凝らした料理が登場。
審査員長のヒロ中田氏(コンセプトワン社長)や野口観光の野口和秀副社長ら5人の審査員の前で、料理人が料理についてプレゼンテーションした。
審査員からは「料理のどの部分を楽しんでもらいたいと考えているのか」「アンコウの料理になぜサーモンを加えたのか」など、厳しい質問が出されていた。
各部門の上位作品は、同社グループ各ホテルで冬期間、提供される予定だ。
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