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苫小牧民報

17日に夢花火 緑ケ丘公園で2500発打ち上げ、市内中小企業有志が計画、会場周辺は交通規制 「自宅で楽しんで」

新型コロナウイルスの影響でイベントの中止が相次ぐ中、苫小牧市内の中小企業経営者ら有志は17日午後6時30分から、市緑ケ丘公園で「とまこまい夢花火2021~Best Smile~」(苫小牧夢花火実行委員会・苫小牧民報社共催)を開催する。約2500発の花火を打ち上げる計画で、子どもの夢の実現を応援する企画やフォトコンテストなども行う。

夢花火のポスターを持つ実行委のメンバーたち

 同実行委によると、昨年11月に続き、2回目の開催。医療従事者への感謝を表すとともに、ストレスをためたり、落ち込んだりしている子どもたちを元気づけようと計画した。テーマは「2021年『最幸』なおうちじかんを」。イベントの様子はユーチューブで配信する。

 花火の打ち上げ時間は約30分。午後5時以降、公園敷地内を完全封鎖し、付近の交通規制も行って無観客で開催する。会場周辺に人が密集した場合、分散するまで打ち上げをやめ、中止する場合もある。自宅やその近くで楽しんでもらおうと、当日に飲食宅配サービス「リアッタイーツ」を利用した人に、抽選で全額キャッシュバック(5人)、半額キャッシュバック(20人)が当たる。雨天の場合は11月6日か20日に延期する予定。

 関連企画として、市内の小学生に夢や願いを投稿してもらい、後日、当選者の夢の実現を援助する「夢花火に願いを込めて~子どもたちの夢かなえ隊~」を実施する。投稿の締め切りは15日。また、花火の写真や自宅で花火を楽しんだ様子を撮影するフォトコンテストも行い、入賞者には市内飲食店の利用券が贈られる。締め切りは22日。いずれも専用サイトから応募を受け付ける。

 藤淳一委員長は「感染拡大の第5波で一度断念したが、多くの企業の協力で実現できることになった。感染防止対策を徹底し、昨年より大きな花火を上げるので、自宅で楽しんでもらいたい」と話した。

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