ジャガイモ50㌔贈る【新冠】
【新冠】新冠町農協青年部(山本将之部長、部員15人)は1日、町内大富の体験農園で育てたジャガイモ約50㌔を新冠小(五十嵐重信校長、児童222人)に寄贈した。
青年部では、農業への理解を深めてもらおうと町内の小学生を対象に春に種植え、秋に収穫する農園体験を毎年実施し、収穫した野菜(ジャガイモ、大根、ニンジンなど)を持ち帰り自宅で食べてもらっていた。
昨年、今年と新型コロナの感染症拡大防止で農園体験を中止していたが、今年は青年部員が種イモを植えて、このほど収穫したジャガイモを児童たちに味わってもらおうと学校に届けた。
山本部長(40)は「青年部の活動として、農業体験会を実施し好評だった。青年部が育てたジャガイモを給食で食べてもらいたい」と話した。
ジャガイモを受け取った児童会代表の瀬川來生(らいせい)君(6年)は「ジャガイモをたくさんいただきありがとうございます」とお礼の言葉。
五十嵐校長は「学校のために贈呈いただき感謝します。コロナ禍で農業体験が中止となりましたが、給食で楽しみたい」と感謝していた。
学校では、10月の給食でじゃがいもの野菜スープや肉じゃが、じゃがいもポタージュなどの献立を考え、試食することにした。ジャガイモは、朝日小にも贈られる。
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