「浦河町民芸術祭２０２１」が２日、町総合文化会館３階ふれあいホールなどで始まった。昨年は新型コロナ感染症の影響で中止になり２年ぶりの開催となったが、例年行われている舞台発表は同感染症の影響で中止し、展示発表のみとなった。

２年ぶりの町民芸術祭は展示発表のみの開催

　出品は、浦河美術協会の９会員らのエプロンや刺しゅう、バッグなどの作品27点。浦河絵画クラブ友の会は抽象画や人物画などを描いた８会員による14点の絵画。エンドレスフィメールは風景画や花を描いた６会員による絵画９点。浦河華道協会は生け花の古流松藤会５作品、小原流福田社中１作品。はるにれ短歌会浦河支部は13会員による13点の短歌。一般出展として絵画８作品。

　２階アートホールで開かれている浦河盆栽同好会は７会員によるミズナラサラ、エゾ松、カツラなどの盆栽33作品が展示されている。

　初日の２日は午前10時開始時間からこの日を楽しみにしていた大勢の町民や関係者らが入場し、各団体の作品に足を止めて見入っていた。