石窯ピッツァと和食と酒そるで販売する函館ブリたれカツの西京みそだれ

　函館産ブリを１カ月間、存分に味わうイベント「函館ブリフェス」（はこだて海の教室実行委主催）が１日、始まった。新ご当地メニュー「函館ブリたれカツ」を、道南の飲食店３８店舗で出すほか、道南のコープさっぽろ１２店、函館のスーパー魚長１０店の計２２店の総菜コーナーで販売。函館で漁獲が増えるブリの魅力をアピールする。３１日まで。

　昨年に続き２年目で、飲食店は昨年２０店舗の２倍近い３８店舗に拡大、スーパーとは今回初めて連携した。

　このうち、函館市本町の居酒屋「石窯ピッツァと和食と酒そる」（上原英寿店長）は初参加。ブリを香草チーズパン粉で揚げることで、ブリのおいしさを一層引き立て、自家製の西京みそだれで仕上げた。みそだれをかけるのは今回の参加飲食店の中でも珍しい。

　上原店長（３７）は「みそは高齢者、香草チーズパン粉は若年層に受け入れられると思って開発した。スルメイカが衰退し、ブリの漁獲が多くなっている中で、ブリを通じお客に来てもらい、函館を盛り上げたい」と話す。

　同店でのブリたれカツ提供は夜営業（午後６時～翌日午前１時）のみで、価格は６５０円。

　また、公式ツイッターアカウントをフォローし、店で注文したブリたれカツの写真を添付し引用リツイートした人に、抽選でホテル函館ひろめ荘のペア宿泊券や、函館産神経締めブリ１匹など、豪華景品が当たるキャンペーン（１０～１６日）も実施する。