「虎杖浜たらこ」を使った給食を味わう虎杖小児童

　白老町虎杖浜の特産品「虎杖浜たらこ」を使った給食が９月３０日、町内小中学校の給食にお目見えした。子どもたちは笑顔で和風たらこクリームスパゲティを頬張っていた。

　町教委の「ふるさと給食の日」事業。町内の竹丸渋谷水産（渋谷敏幸社長）が食育推進を目的に本年度初めて４７キロのタラコを寄贈。小中学校のほか、幼稚園・保育所にも振る舞われた。

　虎杖小学校（前田道弘校長、３３人）の本間修司君（６年）は「おいしかった。給食ではカレーが好きだけど同じくらい好き」とにっこり。湯浅菖さん（同）は「タラコとクリームがよく合っていた」と喜んでいた。

　一緒に給食を食べた同社の本間淳製造部課長は、子どもたちが完食する姿を見て「生産者としてうれしい。地元の産業を知ってもらう機会になれば」と期待していた。

　１３日には、いぶり中央漁業協同組合（登別市）から提供を受けたホッキ貝が給食に提供される予定だ。