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函館新聞

都内の大学生2人 生産者の思い発信 函館市内で就業体験中【函館】

ハウレットさん(右)の話を聞きながら葉摘み作業を行う片山さん(左)と松井さん(中央)

 通販サイト「道南地元市場」を運営するロカラ(函館市鍛治1、中川真吾社長)は、9月から東京都内の大学生2人をインターンシップ(就業体験)で受け入れている。立教大学4年の松井康太さん(21)と東京農業大学3年の片山愛(まな)さん(21)の2人で、函館市内に長期滞在しながら、同社と取り引きのある農家など生産者の元を訪れ、食へのこだわりの声を集めている。

 同社が学生の受け入れをするのは初めて。9月7日に始まり、2人は市内のシェアハウスに滞在しながら同社の業務に同行。食の魅力をはじめ、気候風土の違いも含めて地方都市での暮らしを満喫している。

 9月は約10軒の農業や水産関連の生産者を訪問。東京出身の松井さんは「大学では都市政策や地域経済について学び、地域を盛り上げることに興味を持っている。緑が大きく広がっているのは東京では味わえない感覚。農業の知識はないが生産者の話は新鮮です」と話す。片山さんは茨城出身で大学では国際農業開発学科で学ぶ。これまでも関東の農家を訪れて直接話を聞く機会があったが「北海道の農家は面積も広く、関東の農家とは育て方や工夫していることの違いがあって面白い」とする。

 同27日には北斗市村内のハウレット農園を訪れ、園主のハヌル・ハウレットさんから果樹栽培の話を聞きながら茶葉やハーブソルト用に粉末加工するブルーベリーの葉摘みを体験した。

 大学の講義が始まるため片山さんは一度、東京に戻るが、リモートで参加を継続する。片山さんは「熱い思いを持って生産していることを都市の若者や消費者にも知ってもらいたい。まずは大学で伝えたい」と話す。また、来年2月までの長期滞在となる松井さんは「農業の知識を体験しながら学んでいきたい。(滞在中に)地域に根付いた企業について勉強をしたい」と意気込む。

 ロカラの高山義彦さん(37)は「東京の学生による自由な発想で発信してもらいたい。一緒にいて私たちも刺激を受けている」と話している。2人の取材成果は、同社が手掛ける生産者の情報発信サイト「クリエイターズ北海道」(https://creators-hokkaido.com/) で順次、公開する。

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