来年1月にウアイヌコロ会議 道外から9校参加
アイヌ民族文化財団(札幌市)は、来年1月11日に全国から高校生を白老町の民族共生象徴空間(ウポポイ)に集め、共生社会について考えてもらう「ウアイヌコロ会議」の道外参加校9校を発表した。合わせて同会議の視察を希望する教育関係者の募集を始めた。締め切りは同月6日。
会議は、国土交通省北海道局が3月に策定した「ウポポイ誘客促進戦略」に基づき、初めて企画した。全国の高校生に他国の先住民族の共生事例を伝え、共生社会の未来像などについて語り合い、企業と共にアイデアを出してもらう。議論した内容は互いに発表し、講評などを得て学びを深める。
道外からは東京かえつ有明高、同武蔵野高、京都立命館高、大阪関西大高、同関西大北陽高、岡山学芸館高、同清心女子高、広島翔洋高、徳島脇町高から計43人が参加する。
かえつ有明高は「(アイヌ文化に関する)単なる知識の習得や現地の高校生徒の交流にとどまらない学びを共有したい」、岡山学芸館高は「これからの社会づくりに向けて新しい視点や発見が得られる」、関西大北陽高は「多文化共生について理解することで公平な社会を実現できる」とコメントを寄せている。
道内から参加するのは5校(函館遺愛女子高、札幌日大高、北星学園女子高、岩見沢東高、登別青嶺高)の計35人。9月にオンラインで事前学習し、11月6日には当日に向けて準備する実行委員会を設立して第1回会議を開いた。9日にはウポポイを訪れ、現地調査をしている。
視察の対象は学校関係者と教育旅行関係者。定員23人(先着)で、定員に達し次第締め切る。QRコードを読み込み、専用サイトから申し込む。
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