待望のシーズンオープンとなったゲレンデでスキーを楽しむ人たち（２０日午前１０時２５分ごろ）

　函館七飯スノーパーク（町東大沼）が２０日、プレオープンした。小沼コース（１０００メートル）を開放し、待ちわびたスキーヤーやスノーボーダーが初滑りを満喫した。

　１１月からスタッフが人工降雪機を使い、ゲレンデ造成に奔走。当初は１４日オープンの予定だったが雪不足で延期していた。佐伯秀信副支配人は「大自然の中でグルーミング（圧雪）バーンを楽しんでほしい」とＰＲする。

　平日にもかかわらず、午前中は約２００人が来場。北斗市の無職秋坂勇治さん（７９）は「初日にしては雪質がとても良い。昨年に続き、６０～７０回は滑りに来たい」と話していた。山頂からつながるしらかばコースなどの滑走、ナイター営業は２８日からを目指している。

　午前９時～午後５時。観光ゴンドラや山頂のカフェは営業中。イベントはかまくら作り（１月２６日）、たいまつ滑走（２月１５日）、大運動会（３月２日）のほか、昨年導入しゲレンデ整備に活躍中のイタリア・プリノート製圧雪車「ライトウルフ」の展示会も３回予定する。詳しくは同パークホームページを参照。問い合わせは同パーク（０１３８・６７・３３５５）へ。