色鮮やかに点灯したツリーを前に子どもたちにお菓子を配るサンタクロース

　【知内】町内で伐採した道南スギのクリスマスツリーを飾る「しりうちイルミネーションファンタジー」の点灯式が４日、町中央公民館で開かれた。子どもたちのカウントダウンに合わせて色とりどりの電飾がともり、クリスマスムードを高めた。

　町森林組合などでつくる町地域産業担い手対策連絡協議会林業部会が枝振りが良い木を探し、ツリー用に提供。高さは台座を含めてロビーの天井に届くほどの約５メートルあり、２日に運び込んで準備を進めていた。

　点灯式を前に読書サークル・ライラックの会による読み聞かせや子どもたちはツリーのオーナメントづくりを楽しんだ。午後５時に館内の照明が消されると、オープニング映像を満喫。ツリー点灯後にはサンタクロースを呼び込み、お菓子が配られた。同館の屋外でも壁面に電飾が施され、地域を明るく照らしている。

　点灯式に参加した成田勇駿ちゃん（４）は「ツリーがきれいだった。（お手紙を書いた）サンタさんが来るのが楽しみ」と喜んでいた。