アドベンチャーレースを終え、テントサウナで「ととのう」参加者たち

　アドベンチャーレースとサウナフェスを組み合わせた屋外イベント「ＬＩＦＴ　ＯＦＦ（リフトオフ！）」が２５～２７の３日間、大樹町で開かれた。堀江貴文さんが総合プロデューサーを務め、道内外から１５０人が参加。十勝の自然の魅力を堪能した。

　実行委員会（ビショクルｆｒｏｍ大樹町）の主催。「自然と宇宙が融合し、大樹でしか味わえないイベント」と銘打って開催された。

　メインとなった２６日は、町内の自然を舞台に、複数のアウトドア種目でゴールを目指す「アドベンチャーレース」が行われた。参加者はカムイコタンキャンプ場をスタートし、マウンテンバイクやカヤックを駆り、モイワ山への登山なども含め、７時間かけてゴールとなった大樹町市街を目指した。

　ゴール後は「Ｍｏｖｉｎｇ　Ｉｎｎ　Ｔｏｋａｃｈｉ　北の森」（町光地園４４）に集結。１００人が同時に入れる「エンタメテントサウナ」に堀江さんとともに入り、サウナを楽しんだ。サウナ後の水風呂代わりには、周囲が紅葉で色づくヌビナイ川（歴舟川支流）で体を冷やす「川サウナ」の体験も行われ、参加者が日頃の疲れを癒やしていた。

　帯広市の会社員の男性（２８）は「十勝に住んでいても、大樹のフィールドは魅力的だった。心から『ととのった』」と満足した様子だった。

　２７日は大樹町の宇宙産業を見学するツアーなどが行われた。