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網走タイムズ

バレエ文化を市民に紹介 7日、市民会館でコンサート ЯRバレエスタジオ【網走】

第2回コンサートに向け、練習に励むЯRバレエスタジオの生徒たち

 【網走】市内のЯR(ヤーアール)バレエスタジオ(佐々木瑠莉主宰)の第2回バレエコンサートが、7日午後3時から網走市民会館で開かれる。当日は、市内のスコッチバージアスによるカクテルの提供もあり、佐々木主宰は「ぜひバレエ鑑賞とカクテルで、ちょっと早めのクリスマスをお過ごしください」と、来場を呼びかけている。

 網走出身の佐々木主宰は、南ケ丘高を卒業後、ロシアのボリショイバレエ学校に進学。研さんを重ねてきたが、腰を痛めたことで、プロになることは難しいと判断。卒業後は「市民にバレエを知ってほしい。網走から世界にはばたくバレエダンサーを輩出したい」と、網走に戻り、バレエスタジオ開設の準備を進めてきた。

 2020年、市南8東6に、念願のバレエスタジオを開設。幼児から60代までの生徒にバレエを教えている。  スタジオ名にある「Я」は、ロシアなどで使われるキリル文字で「ヤー」と読み、ロシア語だと「私」などの意味がある。続く「R」はアルファベットで、佐々木主宰のイニシャルからきており、2文字で「ヤーアール」と読む。

 今回、市民会館で開くバレエコンサートは「ETUDES(エチュード)」「THE FAIRY DOLL(ザ・フェアリー・ドール)~ACT1」「同ACT2」の3幕構成。

 このうち「ETUDES」は、世界の傑出したバレエ団がレパートリーにしている作品で、当日はЯR版としてリメイクした。

 元々はパントマイム劇だったという「THE FAIRY DOLL」は、細かい配役とバレエ特有のマイムが見どころ。「老若男女を問わず、みんなが楽しめる見応え抜群の作品」と、佐々木主宰は話す。

 コンサートに合わせて飲食を提供し、幕の途中に楽しむのはバレエの本場、ヨーロッパやロシアでは当たり前の文化という。

 市民にバレエを知ってほしい佐々木主宰は、バレエを楽しむ文化も同時に伝えたいと考え、コンサートでのカクテル提供をジアスコーポレーションの鈴木秀幸さんに依頼。快諾を得て、今回のコラボレーションが実現した。

 当日は、ゲストダンサーとしてボリショイバレエ学校卒で、東京シティバレエ団などに所属し、現在はフリーで活動する荒木元也さんが出演する。

 公演チケットは、同スタジオのインターネットサイトで購入可能なほか、ジアスでも取り扱っている。ドリンク・フードはチケット別売だが、当日の現金購入も可能。

 詳しくは佐々木主宰(☎090―6995―0485)へ。

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