北海道ニュースリンクは北海道の参加新聞社がニュース・イベントを配信するサイトです

室蘭民報

もちふわ食感大人気、えんとつ町のドーナツ屋さん 揚げたて、無添加にこだわり【室蘭】

ショーケースには、道産小麦など原料にこだわった22種類と毎月限定のドーナツが並ぶ

 ふんわりやわらかいもちもちの生地―。室蘭市中島町の「えんとつ町のドーナツ屋さん」の商品が、市民の心をつかんでいる。オープンから1年半が過ぎたが、朝から常連客が多く訪れている。人気の秘けつは食べた人を笑顔にする、揚げたての優しい食感だ。

 午前11時の開店前、店の外に並ぶ女性客らの姿があった。ドアを開けると店内は甘い香りで満ちている。

 木製の棚に並ぶドーナツは、札幌市内の専門店が全面監修した22種類(税込み200円~280円)。中でも人気なのは、こしあんをリング状に包んだ「ごまあんこ」。道産の牛乳をたっぷり使った「みるく」もシンプルな味わいが選ばれている。

 揚げたてを大切にする。特徴のやわらかな食感は、一つ一つの手作りから生まれる。開店直前と午後の一日2回調理。原料に添加物を一切使用していないのも「一番と言っていいこだわり」だという。

 25日からはハロウィーンにちなんだ商品を提供する。毎月、限定バージョンを1、2種類用意し、常時販売する22種類にプラスすることで飽きがこないよう工夫を凝らす。

 市内ではめずらしいドーナツ専門店を運営するのは、ビルメンテナンスなどを手がける中田商会(室蘭市東町、中田富久代表取締役)。コロナ禍でのテイクアウト需要を見込み昨年2月にオープン。週末だけでなく、平日でも閉店時間まで幅広い年代の買い物客が足を運ぶ。

 「遠方へのお土産としても喜ばれるようになってきた」。同社の宮崎聖企画・営業部長は手応えを口にする。贈り物用のボックスを手にする客の姿に笑顔を見せ「まちを代表するお菓子に成長させたいですね」と将来を見据えた。

 「えんとつ町のドーナツ屋さん」は、営業時間午前11時~午後4時。日、月曜定休。電話0143・84・6117。

えんとつ町のドーナツ屋さん=室蘭市中島町2

オープン直前まで手作りされているドーナツ

関連記事

十勝毎日新聞

道の駅イチオシメニュー決定 ふわとろドリア、あんバターどら焼き【音更】

 道の駅おとふけの出店9飲食店でつくる「道の駅おとふけ飲食分科会」(リーダー・阿部利徳らぁめん藤代表)は11日、飲食部門とテークアウト部門のイチオシメニューを選定した。飲食部門は「ふわふわチーズと...

十勝毎日新聞

十勝産生乳のできたてチーズ提供 明治の常設店舗14日開店【東京】

 食品メーカー大手・明治(東京)発の新ブランドで、できたてチーズの魅力を伝える「FRESH CHEESE STUDIO(フレッシュ チーズ スタジオ)」の初の常設店舗が14日、都内にグランドオープ...

十勝毎日新聞

鈴木牧場産オーガニック牛乳がソフトクリームに とかちむらカフェ【帯広】

 有機酪農などを展開する鈴木牧場(広尾町、鈴木敏文代表)生産の「オーガニック牛乳」を使ったソフトクリームが、初めて商品化された。帯広競馬場内の観光施設とかちむら内のカフェ「マテナ珈琲」で、14...

十勝毎日新聞

十勝初のクラフトビール専門店 「THE BEER TOKACHI」【帯広】

 クラフトビールを楽しめるビアバー「THE BEER TOKACHI(ザ ビア トカチ)」が帯広市西1南8にオープンした。クラフトビール専門の本格的なビアバーは十勝初。  本別町出身の福島健...

十勝毎日新聞

初のクラフトジン1月発売へ 十勝平野蒸留所【幕別】

 十勝ヒルズ(幕別町日新)内にクラフトジンの本格的な製造拠点を開設した十勝平野蒸留所(幕別町、宮澤嘉裕社長)は、来年1月にも初のオリジナル商品を一般発売する。ボタニカル(風味付けの諸物素材)として...

CATEGORY記事カテゴリー

MEDIA参加新聞社

ARCHIVE月別記事リスト

RANKINGアクセスランキング

  • 週間アクセス
  • 月間アクセス