感謝のカレー振る舞う 上札内小児童が農園指導のJA青年部に【中札内】
中札内村上札内小学校(菅原晴彦校長、児童16人)で9月27日、JA中札内村青年部(出羽正尚部長、部員29人)を招いて収穫感謝祭が開かれた。同校の農園活動に協力した青年部に、児童が手作りのチキンカレーとビーフシチューを振る舞った。
児童らは毎年、青年部から指導を受けながら、校内の農園で農作物の栽培に取り組んでいる。今年は2班に分かれ、秋に収穫した野菜で何を作るかあらかじめ決めて農園活動を実施。青年部のサポートの下、5月にジャガイモとニンジン、タマネギ、枝豆、ミニトマトの播種と苗の植え付け、6月に除草や追肥などの管理作業を行った。
この日は児童が教員と一緒に収穫した5種類の野菜を使い、2班がそれぞれチキンカレーとビーフシチュー作りに取り組んだ。
収穫感謝祭では最初に、各班が農園活動のまとめとして作業の内容や野菜の状態から感じたことなどを発表。参加した青年部員9人に感謝の気持ちを伝えた。
その後、児童が配膳を担当し、青年部員とテーブルを囲んでカレーとシチューを味わった。
6年の女子児童(12)は「ジャガイモもニンジンも柔らかさがちょうどいい。青年部の人たちが喜んでくれてよかった」と笑顔だった。
青年部の出羽部長(34)は「農園活動の報告から、われわれのアドバイスを参考に取り組んでくれたことが分かった。やったかいがあった」と話した。
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