北海道代表のジャージーを着用し、闘志を燃やす山本選手

　ＪＳＳ登別スイミングスクール（登別市若草町）所属の山本咲幸選手（室蘭栄高３年）が、１４～１６日に佐賀県で行われる国民スポーツ大会水泳競技大会・少年女子Ａ４００メートルメドレーリレーに北海道代表として出場する。３年連続の出場で今年はチームを引っ張る立場。「決勝進出と自己ベスト更新が目標」と意気込んでいる。

　山本選手は６月に江別市で行われた北海道予選会で背泳ぎ１００メートル優勝、同２００メートル準優勝の好成績を収めた。８月の全国ＪＯＣジュニアオリンピックカップでは、同１００メートル予選で９位とあと一歩で決勝を逃し、「悔しい思いをしたが、同世代の友達やパリ五輪出場選手から刺激をもらった」と収穫も大きかった。

　今月５～８日に江別市で行われた北海道代表合宿に参加。「少しずつ調子は良くなっている。メンバーとも交流できて、雰囲気はすごく良い」と好感触を得ている。

　国スポについては「標準記録を突破していても一人しか出られない大会。少年の中では最上級生なので、タイムはもちろん、試合に臨む姿勢も手本になるようにしたい」と代表の自覚も十分だ。

　少年女子Ａ４００メートルメドレーリレーは１６日に予選と決勝が行われる。