【標津】秋サケがもたらす恵みに感謝する「第５７回しべつあきあじまつり」（南知床標津町観光協会主催）が２９日、サーモンパーク広場（町北１）で開かれる。

　イベントでは、午前９時３０分から始まる恒例の標津漁協さけ定置漁業部会による「新鮮秋鮭（サケ）販売会」に合わせてグルメ屋台村がオープン。サケコロッケやサケザンギ、鮭カツ、あきあじそば・うどん、あきあじ鍋など多彩なサケ料理を堪能できる。長野県生坂村のシャインマスカットや滝川市の新米など特産品の販売ブースも開設する。

　毎回、長蛇の列ができる「イクラ丼１０００食無料提供」は午前１０時３０分と正午（それぞれ３０分前に整理券配布）、豪華景品が当たる「ラッキー抽選会」のほか、「あきあじ大漁つかみどりレース」は午後１時２０分に実施する（午前１０～１１時３０分に参加受け付け）。ステージでは、しべつとどわら太鼓公演やヨサコイ舞踊、ダンスパフォーマンス、町内小中学校の吹奏楽演奏などが行われる。

　同観光協会事務局では「『サケの聖地』源流のまち標津町の大人も子供も一日中サケづくしで楽しめるイベント。ぜひご来場いただきたい」と呼び掛けている。イベントは午前９時３０分～午後２時３０分。問い合わせは観光協会事務局０１５３（８５）７２２６へ。

来場を呼び掛ける観光協会のスタッフ