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函館新聞

モルック世界大会が閉幕 兵庫・明石がフランス破ってV 道南勢最高HAKONIWA、強豪相手に奮闘【函館】

ウイニングショットが決まり優勝に喜ぶ明石モルック倶楽部(山崎純一撮影)

 「2024モルック世界大会in函館」(国際モルック連盟主催)は最終日の25日、函館市の昭和公園で決勝トーナメント、函館高専と同公園でフレンドリートーナメントをそれぞれ実施した。函館・道南勢は11チーム(本紙調べ)が決勝トーナメントに残り、市内のチーム「HAKONIWA」の3回戦進出が最高位となった。決勝は、明石モルック倶楽部(兵庫県明石市)がOh la la(フランス)を破って優勝を飾り、3日間の熱い戦いに幕を下ろした。

 決勝トーナメントは出場672チームのうち、24日の予選リーグで2位以内に入った192チームが出場。1回戦は3チームの合計得点で争い、2回戦以降は2チーム同士で対戦した。

 大勢の観客が見守る中行われた決勝は、明石モルック倶楽部が2セットを先取されながらも4セットを連取して逆転勝利を飾り、閉会式では優勝賞品の金色のモルックを天高く掲げた。代表の室屋拓さん(24)は「世界大会が日本で開かれ、勝てたことがうれしい。勝因はチームワーク。函館は人生で忘れられない地になりました」と満面の笑みを浮かべた。

 函館市職員でつくるHAKONIWAは、野木薫さん(33)、品田朋広さん(37)、大川雄也さん(34)、佐藤恭祐さん(29)、堀内昴さん(34)、相内優作さん(26)の6人で、道南勢唯一の2回戦突破。準優勝したOh la laとの3回戦では1セットを奪うなど、最後まで粘り強く食らいついた。

 6人は普段、街歩きなどを企画して地元活性化に向けた活動を行っており、世界大会を機に市職員で盛り上げようとチームを結成。3カ月間、土・日曜に練習を積み重ね、尻上がりに実力を高めていった。リーダーの野木さんは「想定していた以上の結果が出せて、青春しているような気持ちになった。今後も練習して世界大会の舞台に戻りたい」と充実した表情を浮かべた。

 来年の世界大会は8月15~17日にポーランドで開かれる。

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