人気の「子ども相撲」にチャレンジする子ども達

【新ひだか】地域ぐるみの一大イベント「第40回豊畑夏祭り大運動会」（実行委主催）が14日、豊畑体育館グラウンドで開かれ、地域住民や帰省中の家族ら約２００人が参加し、保育所園児のかけっこや玉入れなどを楽しんだ。

　軽種馬牧場や水稲農家が点在する豊畑地区は兵庫県淡路島から開拓に入った移住者が多く、夏祭り大運動会は１９８５年（昭和60年）の移住開基１００周年記念行事として開催。以来、「翔べ、駆けろ、舞え、夏に燃えろ!!おらが村!!」をスローガンに、帰省者の多いお盆の時期に毎年開催し、幼児から高齢者まで大勢の人が参加する運動会として定着している。

　この日はさわやかな風のある曇り空で、実行委員長の桑嶋峰雄豊畑自治会長は「６月から準備してきた運動会。みんなで会話をしながら、楽しい一日にしてほしい」とあいさつ。

　紅白もちやお菓子の「もちまき」が行われ、隣接する豊畑地域保育所の園児６人によるかけっこで競技が開幕。小学生の借り物競走では、「焼肉が好きな人」や「きれいな人」、「ビール」などを探して走り回った。

　60歳以上の紅白玉入れや大人から子どもまでの「地区別リレー」、「きんぎょのおひっこし」などバラエティに富んだ競技が続いた。豊畑第１～３、上豊畑・新興の４地区ごとに昼食の焼肉を楽しみ、午後からは子ども相撲やウルトラ○×クイズで会場はにぎわった。