レモネードで小児がん支援 収益一部寄付、600本販売【帯広】
小児がん患者を支援するチャリティーイベント「レモネードスタンド2024inおびひろ」(実行委員会主催)が4日、帯広市内の緑ケ丘公園で開かれた。寄付につながるレモネードが販売され、来場者は夏らしい明るい雰囲気の中、病児を思いながら味わった。
1本当たり200円が寄付されるレモネードは600本が売れた。バイオリンと電子ピアノの演奏会も開かれた。
5回目の今回は、自身も脳腫瘍を抱える帯広栄小6年の飯田あかねさん(11)がスタッフで協力した。チャリティー商品のキーホルダーを製作したり、缶バッジをデザインしたりして準備。当日は手作りおもちゃコーナーで保育園児らに優しく作り方を教えた。
飯田さんは「友達のお母さんがこれをきっかけに病気を知ってくれたのは良かった。多くの人が来てくれたが、もっと来てもらえるように、来年以降もやりたい」と笑顔を見せた。
家族で訪れた市内の看護師の女性(30)は「2人の子どもがいるので身近に感じた。役立てられたら」とレモネードを購入し、飯田さんのコーナーにも娘と参加した。
がん患者・家族の支援会enn(えん)の代表で、実行委員会の古城剛委員長は「昨年よりも多くの人が訪れ、協力や協賛も増えた。『来年手伝いたい』という声もあり、うれしい限り」と話した。
関連記事
施設利用者ら大喜び ノースサファリサッポロ移動動物園 苫小牧のライフウィング
苫小牧市植苗の障害者支援施設ライフウィングで18日、ノースサファリサッポロ(札幌)による移動動物園が開かれた。ウサギやヤギなどの登場に、施設利用者らは大喜び。餌をあげたり、毛をなでたりしながら生き...
ナチュの森「縄文展」2万人達成 札幌の会社員に記念品 白老
ナチュラルサイエンス(東京)が白老町虎杖浜で運営する庭園施設ナチュの森の敷地内で開いている企画展「ナチュの森で縄文にであう展」の入場者が17日、2万人に達した。札幌市東区の会社員、蛯子和成さん(3...
林業体験に空間型VR 道が清陵高で出前授業「現場にいるよう」【幕別】
道は18日、幕別清陵高校(小島政裕校長)で、2年生約100人を対象に空間型VR(仮想現実)を使った林業体験授業を行った。教育機関で空間型VRを活用するのは全国初という。教室の正面だけではなく、左...
ナガイモ使った麩とまんじゅう 消費者に十勝・帯広を伝えたい【帯広】
JA帯広かわにし(有塚利宣組合長)は、約30年ぶりに加工食品の販売を始めた。特産のナガイモや小豆を使った味わい深い麩(ふ)とまんじゅうの2商品。市内のAコープ川西店やJR帯広駅とかち物産センタ...
デントコーン バリバリ収穫 収量増見込む【大樹】
十勝管内で飼料用トウモロコシ(デントコーン)の収穫が最盛期を迎えている。大樹町では9月初旬から始まり、ハーベスターとトラックが広い畑を並走しながら、バリバリという音とともに豪快に刈り取っている...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
過酷なレース、熱い声援 アイアンマンジャパンみなみ北海道【北斗、木古内】
2「ぽん・ぽんゆ」プレオープン 日帰り入浴23日までお得【標茶】
3選手が続々と北斗入り アイアンマンジャパンみなみ北海道【北斗】
4ブルーインパルス華麗に飛行 空自千歳基地で航空祭
5「ウマ娘」に8764人熱狂 競馬場で声優らトークショー【帯広】
-
1
過酷なレース、熱い声援 アイアンマンジャパンみなみ北海道【北斗、木古内】
212月下旬に開業延期 イトーヨーカドー建物活用の複合施設【函館】
3「ぽん・ぽんゆ」プレオープン 日帰り入浴23日までお得【標茶】
4函館市内で毛虫が大量発生 温暖化や夏の暑さが影響か【函館】
518歳店主がカフェ「ガロネ」開業 屈斜路で永谷さん【弟子屈】