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函館新聞

品種開発より速く 道南農試で真夏の稲刈り【北斗】

黄金色に実った水稲を刈り取るスタッフ

 【北斗】道総研道南農試(市本町、藤田真美子場長)は25日、世代促進温室で試験栽培している水稲の収穫を行った。コメの品種開発をより速くするための試験で、今年1期作目。黄金色に実った稲を、職員ら8人がバインダーを使い丁寧に刈り取った。

 年に2回収穫し世代を進めるのが狙いで、同農試は2001年から取り組んでいる。道総研で開発された水稲新品種のほとんどが、道南で世代促進栽培したものになる。

 同農試によると、今年の生育は平年並み。4月上旬に種をまき、4カ月弱で草丈平均1メートルに育った。8アールに90種類の組み合わせがある稲を収穫し、パート従業員が束ねて干す作業に励んだ。三好智明研究部長(58)は「良食味で多収の品種を育成したい。昨夏の猛暑を受け、高温耐性の品種開発も、今年度から本格的に始まる」と話している。

 収穫した稲は3日間、天日干した後、脱穀、熱処理を経て、8月上旬に隣の温室に再び種をまき、11月に2期目の収穫を行う。種子を中央、上川の両農試に送り、現地の水田で来春から選別試験が始まるという。

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