マリモで釧路を盛り上げ隊（浅野一弘会長）と釧路みなとライオンズクラブまりも支部（馬場英樹会長）は２１日、「気球体験会」を釧路市阿寒湖畔スポーツ広場（阿寒湖温泉５）で開いた。地域住民や外国人観光客らが参加し、空からマリモが生息する阿寒湖などを見渡した。

　この日は、帯広近郊を中心に気球体験会を行っている熱気球クラブ「十勝空旅団」が乗用車４台に気球を係留し、５分ほどかけて地上から高さ約２５㍍まで飛ばした。体験会開始の午前６時ごろは霧がかかっていたが、同７時すぎには青空が広がり、雌阿寒岳や阿寒湖など阿寒湖温泉地区一帯を見渡せる絶好の「気球日和」となった。

　母と２人で参加した、阿寒湖義務教育学校３年の野竿木助君は「はじめて気球に乗ったけど楽しかった。また今度乗ってみたい」とにっこり。浅野会長と馬場会長は「空から見る阿寒湖もきれいだった。いつか夕日が見れる時間帯での気球体験にも挑戦できたら」と話していた。

地上から気球に手を振る来場者ら