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釧路新聞

膝関節の痛み軽減 三慈会病院、クーリーフ道内初導入【釧路市】

 釧路三慈会病院(釧路市幣舞町4、西池淳理事長・院長)は、変形性膝関節症による痛みを軽減する「クーリーフ疼痛管理用高周波システム」を道内で初めて導入した。手術によるリスクがなく、治療の翌日から歩くことも可能だという。

 変形性膝関節症の治療は、消炎鎮痛剤やヒアルロン酸注射などの保存療法が効かない場合、人工関節に置き換えるなどの手術療法が行われていたが、持病や高齢で手術を受けられなかったり、手術を希望しない人もいる。

 クーリーフは、膝の痛みを感じる神経3本にラジオ波(高周波)を当てて焼灼(組織を焼いて破壊する)し、痛みを取る療法。超音波エコーで神経の位置を見つけ、高周波システムの針を刺して的確に焼灼する。ラジオ波を当てる時間は神経1本に対し2分30秒で、全体の施術時間は20~30分程度。保険適用され、1回1万5000円(1割負担の場合)で受けられる。

 西池理事長は、クーリーフを扱う資格を北海道、東北で初めて取得し、4月に機器を導入した。「膝が痛くなると外を歩かなくなり、要介護になる恐れが増す。クーリーフを選択肢の一つとして考えてほしい」と話している。

神経にラジオ波を当てている様子(釧路三慈会病院提供)

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