多くの来場者が見守る中こんがり揚がった巨大コロッケ

　【厚沢部】巨大コロッケで人気の「第１９回あっさぶふるさと夏まつり」（実行委主催）が２０日、町役場前駐車場で開かれた。今年も来場者の目の前で直径約２・１メートルの大きなコロッケが調理され、約１０００食を無料で振る舞った。

　巨大コロッケには、今年も地場産のメークイン２５０キロを使用。また卵１５０個のほか、タマネギやひき肉、パン粉や小麦粉を使い形成した、厚さ約６センチ、重さ推定２５０キロのタネを、クレーンを使って２００度に熱した油の入った大型鍋に投入。約５分かけて油で揚げ、完成したコロッケを来場者へ無料で配布した。約１０００食用意したが、１時間を待たずに配り終えた。

　最初にコロッケを受け取った函館北星小３年の山崎堪太君（８）は「昨年もコロッケを食べたけれど、今年は昨年よりおいしかった」と笑顔だった。

　また、会場では軽食などを販売する屋台のほか、ＪＡ新はこだて南桧山地区青年部による野菜販売、桧山南部立茎アスパラガス生産組合と、門脇漁業部龍輝丸（八雲町熊石）とのコラボ商品「アスパラウニ」が数量限定で販売され、来場者の関心を集めていた。