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苫小牧民報

北星小と桜木町町内会が避難訓練 大地震を想定 苫小牧

苫小牧北星小学校(北條孝行校長)と桜木町町内会(三澤伸吉会長)は6日、大地震を想定した避難訓練を行った。全校児童295人と住民約50人が避難を実践し、災害への備えを確認した。

避難する児童や住民=6日午前10時20分ごろ、苫小牧北星小学校

 9月の防災月間と胆振東部地震から6年に合わせ、町内連携活動の一環として実施した。訓練は午前10時15分ごろ、大地震の発生を想定した町内放送でスタート。住民は素早く学校に移動し、児童は揺れが収まるまで机の下に潜った後、安全な3階に避難した。

 その後、体育館で市や社会福祉法人の職員が防災講話を開いた。能登半島地震での被災状況や支援ボランティアの活動を伝えたほか、市が発行する防災ハンドブックに目を通し、安全確保や防災用品の備えなどについて学んだ。

 同小6年の土橋瑠那さん(12)は「6年前の大地震を思い出した。押さない、走らない、しゃべらないを守って避難できた」と話した。

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