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日高報知新聞

地域共生社会を学ぶ 小地域ネットワーク専門講座【新ひだか】

オンライン講義を受ける参加者たち

【新ひだか】町社会福祉協議会主催の「小地域ネットワーク専門講座(全5回)」の第1回がこのほど、静内青柳町2の社会福祉会館で行われ、約30人が参加し、オンラインで埼玉県北本市のプラットホーム「きたもと ごちゃまぜの会」の先進事例から学びを深めた。

 本研修は、多様化する地域課題に、地域住民等が主体的に取り組み、参画、連携していくことで、私たちのマチの「地域共生社会」を実現することを目的。

 この日は、一緒に、楽しく、地域づくりプラットホーム「きたもと ごちゃまぜの会」の実践からがテーマ。

 講師は日本医療総合研究所の川越雅弘地域づくり推進部長(埼玉県立大学大学院非常勤講師)。川越さんは「地域課題の解決に向けた国の施策動向と多主体ネットワーク『ごちゃまぜの会』の位置づけ」で、日本の人口構造の変化は、2040年にかけて15~64歳人口の減少(2020年対比17・3%減)、85歳以上人口の急増(同年対比64・0%増)が同時進行し、その結果、独居高齢者や認知症高齢者が増加していくと説明。

 続いて、北本市社会福祉協議会の地域福祉グループ社会福祉士の丸山龍朗さんと介護福祉士の大塚竜自さんが「きたもと・ごちゃまぜの会」のテーマで講義。北本市は、人口6万5404人、面積19・82平方㌔㍍の北本市の事例を交えながら、「地域の皆が支え合い、一人ひとりが生きがいを持った人生を送り、楽しみながら地域をともに作っていくことのできる社会」を目指し、地域共生社会として「子どもから高齢者、障がいのある方もない方も、誰もが住み慣れた地域で、自分の役割を持ち、楽しみながら暮らしていける社会にしていきたい」と強調した。

 次回は、8月6日第2回「きたもと ごちゃまぜの会」メンバーからの実践報告を予定。

 定員は30人程度で、参加できる時のみの参加も可能。申し込みは、開催日の1週間前。オンライン参加も受け付けている。問い合わせは町社協(☎0146・43・3121)へ。

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