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釧路新聞

道内公共スポーツ施設初、酸素ボックス導入 くしろスーパーアリーナ【釧路市】

道内の公共スポーツ施設で初導入の高気圧酸素ボックス

 NPO法人東北海道スポーツコミッション(中島仁実理事長)は今夏、ウインドヒルくしろスーパーアリーナに高気圧酸素ボックス「O2BOX」を導入した。同法人によると、道内の公共スポーツ施設で、高気圧酸素ボックスの設置は初めてという。

 高気圧酸素ボックスは、室内の気圧を標準気圧以上にする加圧装置を備えた健康機器。O2BOXは、室内を1・3気圧(水深約3㍍)の高気圧環境にでき、通常の呼吸時では摂取できない酸素を、効果的に吸収できる。トップアスリートも活用している機器で、睡眠不足の解消やダイエット、疲労回復、美容、集中力向上などの効果が期待できる。

 同法人は2023年4月1日から、同アリーナの指定管理者を務めている。当初から、高気圧酸素ボックスの設置を検討し、2年目を迎えて本格的に準備を進めてきた。信太崇宏副理事長は、カプセル型よりも広々としているのも特徴とし「高気圧酸素ボックスの効果を、公共スポーツ施設で身近に体感してほしい。貸し切りで最大6人まで利用できるので、グループでもどうぞ」とPRしている。

 完全予約制。利用時間は30分。1人当たりの料金は大人1500円、高校生以下~小学生以上1200円、65歳以上と未就学児1000円。貸し切りプラン(4人以上)4000円。申し込み、問い合わせは0154(38)9800へ。

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