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室蘭民報

毛ガニ漁解禁、胆振太平洋海域 初日水揚げ1.5倍、登別漁港【登別】

登別漁港で初水揚げされた毛ガニ=7月11日午前8時5分ごろ

 胆振太平洋海域(室蘭市-むかわ町)の毛ガニかご漁が10日解禁され、11日朝に登別漁港(登別市登別港町)で前年初日約3千キロから1・5倍となる約4600キロが水揚げされ、好調なスタートを切った。昨年は同7キロと同海域では少なかったオオズワイガニが約2300キロも水揚げされており、「全部のかごに入っている」「ズワイだらけ」と話す漁業者もいるなど、今後の動向を心配する声も聞かれた。

 いぶり中央漁業協同組合所属の16隻が午前1時ごろに出漁し、前日に仕掛けたかごを引き上げて帰港。船からかごを下ろして荷揚げし、同8時ごろから同組合の職員が規格や重さを計量し、活魚水槽に運んだ。

 初日は甲長10センチ以上の「大」が130キロ、同9センチ以上10センチ未満の「中」は1808キロ、同8センチ以上9センチ未満の「小」は2664キロだった。価格は平年より高値で取引された。

 第78昭福丸の吉原昭博船長(59)は「毛ガニはこぶりなものが多いが、量は昨年より多い。オオズワイガニは室蘭側の海域に多く、昨年よりも大きくなっている」と話していた。

 同海域の毛ガニかご漁の漁期は昨年よりも1週間長い8月20日まで。資源確保のため、漁獲枠が82・5トンに設定されており、達した時点で終漁となる。

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