業務内容について紹介する自衛隊の担当者

　自衛隊札幌地方協力本部、室蘭警察署、室蘭海上保安部の共催による「公安系公務員フェスタ」が５、６日の両日、室蘭市中島町のＦＫホールディングスきらんで行われ、仕事の内容や魅力を来場者にアピールした。

　今年で３年目の開催だが、多くの人が来場しやすいようにと、初めて平日も開催した。

　各機関の担当者が持ち時間２５分で、職種や業務内容、福利厚生などそれぞれの魅力をスライドで分かりやすくプレゼンテーションした。説明後には、それぞれの仕事の担当者と直接話すパートも設けられ、来場者が興味のある仕事に理解を深めていた。

　自衛隊室蘭地域事務所の栗林臣成所長は「自衛隊にしかできない『国防』という仕事にやりがいがある」とアピールした。

　室蘭署の小林正春警務課長は「市民に密着し、感謝されると力になる」とＰＲ。

　室蘭海保の田辺憲久管理課専門官は「船上勤務という特殊性が海保の特徴。将来の選択肢の一つにしてもらえたら」と述べた。

参加者に自衛隊の魅力を紹介する担当者