コンサ室蘭3連覇、全道大会進出決める ロバパンCUP少年サッカー大会【伊達】
少年サッカーの2024ロバパンCUP第56回全道U-12サッカー大会室蘭地区予選兼第36回むろしんグリーンカップは6月30日、伊達市東有珠町のまなびの里サッカー場で決勝戦などが行われた。決勝は、北海道コンサドーレ室蘭U-12が登別FC U-12エルカソを3-1で下し、全道大会進出を決めた。
コンサ室蘭が3年連続3回目の栄冠をつかんだ。0-1で迎えた後半8分、CKからのこぼれ球をMF島守が押し込み同点。後半12分には「自分が決めると思っていた」とMF安田がペナルティーエリア手前から右足を振り抜き逆転。MF上澤田が追加点を挙げ突き放した。
安田は練習以外にも父とグラウンドで練習に励んできた。主にシュート練習に取り組んでいるとし「納得のゴール。練習の成果を出せた」と充実した表情を見せた。
エルカソは、押し込まれる時間が長かったもののGK原田、DF井上を中心に最後まで粘り強く戦った。前半終了間際にDF工藤が先制点を挙げたが、逃げ切れなかった。
コンサ室蘭イレブンは優勝の余韻に浸ることなく全道大会に視線を向ける。コンサ室蘭主将のMF浦本は試合後、「ビルドアップ(攻撃の組み立て)やワンタッチの崩しが課題」と強調した。
この日は中盤でのボール奪取や攻撃のかじ取り役として勝利に貢献。背中で引っ張る主将は、昨年のロバパンCUP全道大会での3位の成績にも「悔しさしか残っていない」と振り返る。全道大会では昨シーズン越えを掲げ「優勝を狙いたい」と力を込め雪辱を誓う。
結果は次の通り。
①コンサ室蘭②登別エルカソ③コンサ室蘭RED、NFC FORCE
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