２年連続８回目の優勝を果たした三石協会

【平取】高松宮賜杯第68回全日本軟式野球大会（１部）日高支部大会が15、16日の両日、平取町営球場で行われ、三石協会（三石）が２年連続８回目の優勝を果たした。

　大会には管内５チームが出場しトーナメント戦で熱戦を展開した。

　16日の決勝は宝輝丸（浦河）と三石協会（三石）の対戦。

　気温が25度を超えるる中で行われた決勝戦は、宝輝丸・下向澪、三石・中村拓也による投手戦に。決勝戦に相応しい締まった試合となったが、三石が一瞬の隙を逃さず、３番沢口友亮の左前安打、４番西慶悟の右前タイムリーなどで１点を先制し、これを守り切った。

　優勝した三石の下川原剛喜監督（44）は「バッテリーがしっかり粘ってくれて１回のチャンスで得点につながった。全道ではまずは１回戦を突破して良い成績につなげたい」、山下侑弥主将（28）は「競った試合になったが監督の采配で勝たせてもらった。チャンスでもう一本出れば楽になったと思う。南大会では開催地代表として優勝を目指したい」と気を引き締めていた。

　優勝の三石協会、準優勝の宝輝丸の両チームと開催地推薦の新ひだか町役場野球部は、７月13日から新ひだか町で開催される「高松宮賜杯（１部）南・北海道大会」への出場権を獲得。

　結果は次の通り。

　▽１回戦　宝輝丸（浦河）７―３ＮＢＣ（新冠）

　▽準決勝　宝輝丸（浦河）７―０（５回コールド）カージナルス（静内）

　▽決勝

宝輝丸

０００００００００－０

０００００１００Ｘ－１

三石協会

（宝）下向澪―柴野健

（三）中村拓也―山下侑弥