迫力のある歌声で会場を盛り上げる（左から）影山さん、きただにさん、遠藤さん

　室蘭市内初の本格アニソンイベント「室蘭てつまちアニソンフェス２０２４」（実行委主催）が１５日夜、輪西町のわにホール市民会館で開かれ、詰めかけた市内外のファン約５００人が迫力ある歌声に熱狂した。

　テーマは「アニソンで地方から元気を」。まちおこしを目的に開催。今回出演したのは、アニメ・特撮番組の主題歌を数多く歌ってきた影山ヒロノブさん、遠藤正明さん、きただにひろしさん。３人はアニソン歌手グループ「ＪＡＭ Ｐｒｏｊｅｃｔ（ジャム・プロジェクト）」のメンバーでもある。

　きただにさんによる「ワンピース」の主題歌「ウィーゴー！」で盛大に幕開け。「ドラゴンボールＺ」の「ＣＨＡ-ＬＡ ＨＥＡＤ-ＣＨＡ-ＬＡ（チャラ・ヘッチャラ）」など１９曲を熱唱。３人がともにの同グループの楽曲「ＳＫＩＬＬ」を歌うと、満員の聴衆の盛り上がりは最高潮に。会場は色鮮やかなペンライトが揺らめいていた。

　中・高生時代の同級生と駆けつけた市内の会社員・佐藤翔太さん（３５）は「生で聞く歌声は声量が違った。３人ともサービス精神が旺盛で良かった。機会があればまた来たい」と笑顔で話していた。

　木村正樹実行委員長は「想像以上の盛り上がり。次回の開催を検討したい」と意欲を見せていた。