１万人目の来場者となった高木旭ちゃん（中央）

　白老町虎杖浜のナチュの森で開催している「ナチュの森で縄文にであう展」（ナチュラルサイエンス主催）の来場者数が２２日、１万人を達成した。１万人目で家族４人と来場した苫小牧市旭町の高本旭ちゃん（２）は「やった。うれしい」と笑顔を見せた。

　セレモニーでは、プロジェクトを担当するナチュの森総合サービス部主任の中川彰人さん（３２）が旭ちゃんに「１万人突破」などと書かれたたすきと縄文関連のマグネットなどのグッズや自社製品などが入った記念品を手渡した。

　父親で会社員の大貴さん（３２）は「とてもラッキーで、うれしく思う。小さな子どもから大人まで楽しめるので定期的に足を運びたい」と話した。

　縄文展は９月３０日まで。目標来場者数は２万人という。７月１２日には国宝・中空土偶のレプリカの展示を始めるほか、今後イベントも開催する予定。

　中川さんは「夏休みに向けて期待したい」と来場者数増を見据えた。