最高値は5玉15万円 糖度高く上出来 ほべつメロン初競り
むかわ町穂別地区の特産品「ほべつメロン」の初競りが11日、札幌市中央卸売市場で行われ、「秀」1ケース(5玉入り)で15万円の最高値を付けた。前年と同じ金額となり、市場関係者から「贈答用や小売りなど幅広い用途に使いやすい大きさの玉が多い」と評価されている。
![](https://hokkaido-nl.jp/cawm-content/uploads/2024/06/202406111531420_l.jpg)
初出荷に合わせて行われた品質検査=10日午後1時35分ごろ
1・5ヘクタールの畑でメロンを栽培する石崎憲一さん(49)が前日の10日、ルピアレッド49ケース(4~6玉)をとまこまい広域農業協同組合穂別支所の野菜集出荷場に持ち込み、前年より1日早い初出荷となった。
同農協ほべつメロン生産部会(後藤馨部会長)の会員が検査を実施。糖度は最高で15度を記録し、基準となる13度を上回った。石崎さんは「今年は天候に恵まれ、日照量も多く、上出来なメロンが育った」と話す。気温が高くなる夏に向け、「日中と夜の寒暖差によって甘いメロンができるので、品質管理を徹底したい」と意気込んだ。
同農協によると、前年度は生産量が198トン、取扱高は1億500万円。今年度は生産量200トン、取扱高1億5000万円を目標にしている。同部会の23戸が14ヘクタールの畑で生産し、8月上旬ごろまで出荷する見通し。
同部会の土屋祐規副部会長(49)は「今年も無事に初出荷することができた。5月の気温が低かったが、今月末から出荷が本格的に始まる。おいしいメロンを多くの方に味わってもらいたい」と話した。
関連記事
段ボールベッド組み立てる 日工道専が防災キャンプ 登別
登別市の日本工学院北海道専門学校(福井誠校長)公務員学科(2年制)は23日、防災キャンプを校内で開き、18~19歳の1年生11人が市職員の指導で段ボールベッドの組み立て、片付けなどを体験した。 ...
あすまで多彩なイベント 苫小牧アートフェス開幕
市民参加型の芸術祭、苫小牧アートフェスティバル2024(実行委員会主催)が27日、苫小牧市末広町の出光カルチャーパーク(市文化公園)をメイン会場に始まった。 美術博物館祭、音楽祭TOMAK...
「がんばれワカナ」 パリ五輪出場・永原選手 グッズ配り応援準備万全【芽室】
パリ五輪のバドミントン女子ダブルス日本代表で、芽室町出身の永原和可那選手(28)の初戦を前日に控えた26日、町は試合観戦を盛り上げてもらおうと、町内でグッズを配布した。町内の小中学生や町民が折っ...
“おとな”も保育園留学 地方の子育て学ぶ【上士幌】
上士幌町は今年度から、50歳前後で子育てを終えた“プレシニア世代”を対象に、保育園で働きながら学ぶ「おとなの保育園留学」を道内で初めて開始した。移住や関係人口の増加、人材確保につなげたい考え。町は...
クラシックカーで優しいラリー 堺正章さんも参加【帯広】
戦前の世界的名ドライバーをしのびつつ、北海道の大自然の中を博物館入りレベルのクラシックカーでのんびり走るラリーの第2日が27日、帯広発着で行われた。タレント堺正章さん(77)らが最も古い車で1...
CATEGORY記事カテゴリー
MEDIA参加新聞社
ARCHIVE月別記事リスト
RANKINGアクセスランキング
- 週間アクセス
- 月間アクセス
-
1
ハグロトンボ、北斗市内で捕獲 道内初確認、既に定着か【北斗】
220日、歩行者天国 浜町通りまつり「HAMASAI」【浦河】
3護衛艦「いせ」十勝港に 22日まで一般公開【広尾】
4「楽しんでもらえる場に」 イベントホール21日オープン、ライブでこけら落とし【室蘭】
5樽前SAにローソン 道内高速道路では初出店 苫小牧
-
1
ハグロトンボ、北斗市内で捕獲 道内初確認、既に定着か【北斗】
2苫小牧キラキラ公園にキッチンカー集結 29・30日、来月6・7日
3グルメや大抽選会 13、14日にのぼりべつ夏祭り×ブランドまるしぇ【登別】
4座礁フェリー室蘭港に 現地調査完了、造船所で仮修理【室蘭】
5ベスト4超え甲子園目指す 浦河高校野球部 10年ぶり南北海道大会へ挑む【浦河】