「ロボ甲子園」室蘭熱く 7月→セミナー、見学会/8月→全国出場へ発表会【室蘭】
産業用ロボットの活用方法を探るイベント・ロボットアイデア甲子園(日本ロボットシステムインテグレータ協会主催)の北海道大会(室蘭民報社後援)が、昨年に続き室蘭で7、8月に開催される。高校生らがロボットシステムの知識と理解を深め、柔軟な発想で新たなアイデアを生み出し、次世代の技術者を育てる。現在、エントリーを受け付けている。
9月には講演
同甲子園は、高校生や専門学校生らを対象に実機の見学と体験を通して、斬新な使い方を考案する企画。毎年開催しており、予選となる地方大会を全国各地で行っている。
北海道大会は昨年から、電気工事業・太平電気(松見哲也代表取締役社長、御前水町)のタイデンロボットセンター(TRC、築地町)などで行っている。TRCには産業用ロボットを十数台設置しているほか、常駐する専門の技術者から、産業用ロボットやロボットシステム構築のアドバイスが受けられ、ものづくり現場で活躍する最先端のロボット技術を肌で感じることができる。
大会は7月20、27日にTRCでセミナーと見学会を行い、提案されたアイデアの中から8点程度を選定。8月31日にわにホール市民会館(輪西町)で行う発表会で、審査員の前でプレゼンテーションする。最優秀者は12月に東京で行われる全国大会に出場する。
9月には産業用ロボットに親しむ「SIer’s Day」も室蘭で初開催される。FKホールディングス生涯学習センターきらん(中島町)で、特別講演や同協会の活動、会員企業の紹介などが行われる。
参加者を募集
松見社長は「昨年北海道大会に出場した高校からエントリー希望が寄せられている。TRCでは女性社員も配属しており、ものづくりに興味のある女性もぜひ参加してほしい」と呼びかけている。
北海道大会への申し込みは、ロボットアイデア甲子園ホームページ(https://robotkoshien.jp/)から受け付けている。
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