モルック、初の「十勝大会」 管内外16チーム熱戦【中札内】
日本モルック協会の公認団体「十勝あおいろモルックの会」主催の「第1回十勝モルック大会」が18日、中札内村の札内川園地芝生広場で開かれた。8月に函館で世界大会が開催されるとあり、高まりつつあるモルック人気を受け、管内外の16チームが熱戦を繰り広げた。
モルックは、北欧フィンランド発祥のニュースポーツ。点数が書かれた12本の木製ピンに棒(モルック)を当てて倒し、先に50点ちょうどになったチームが勝ちとなる。年齢や障害の有無に関わらず楽しめる。函館で8月23~25日に開催される「2024モルック世界大会in函館」(国際モルック連盟主催)には、国内外の576チーム2800人の出場が予定されている。
この日は、管内からは中札内や音更、帯広などの10~60代の参加者ら約50人が出場し、札幌や釧路、函館からの参加もあった。予選リーグを経て決勝トーナメントで順位を競った。
優勝は函館の「えーるFTR」で、準優勝は音更から参加した「みやしたあかり」だった。帯広の「モモンガチーム」のメンバーで、初めてモルックに挑戦した飯沼育子さん(74)は、「負けたけど楽しかった。今回は当たればいいと思って投げていたが、計算してプレーする面白さがある」と声を弾ませていた。
主催者で同園地の指定管理者「AOILO」の梶山智大代表は「“モルック熱”を盛り上げていくような大会になれば。今後も楽しい大会を開催したい」と話していた。
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