サツマイモの苗を植え付ける新入社員ら

　ＪＡ函館市亀田青年部（金沢慶祐部長、部員２１人）は２３日、亀田中野町の山田拓也前部長の畑でサツマイモの定植作業を行った。今年度の新入職員らと交流しながら「ベニアズマ」など３品種、約２３５０株を植え付けた。

　青年部が取り組む試験栽培の７年目。１５アールの畑に７本の畝を用意し「ベニアズマ」約１７００株、「ベニハルカ」約６００株、初栽培の「ベニマサリ」５０株を植えた。１０月に約２・５トンの収穫を見込む。

　今年度の新入職員３人を含む１５人が参加。定植専用の棒でマルチシートに穴を開け、サツマイモの苗を等間隔に植え付けていった。

　新入職員の蛸島里利華さん（２３）＝金融共済部共済課＝は「収穫作業はしたことがあるが、定植は初めて。足に負担が掛かり大変な作業」と笑顔。金沢部長は「年々、数量を上げることができたら。交流の場でもあるので、継続していきたい」と話していた。