登別ときめき大学の受講をＰＲするポスター

　年齢・性別に関係なく生涯を通して学び続けられる市民大学「登別ときめき大学２０２４」（登別市教育委員会主催）が２５日から始まる。今年も登別の現状や、寄席、コンピュータ科学など多彩な基礎コース８講座を予定している。

　初回は２５日午後１時半から市民会館（富士町）で「気軽に笑ってあったまる、寄席のある暮らしのススメ」の演題で、札幌市の一般社団法人だるま十区の住出尊史さんを講師に迎え、寄席とまちおこしの活動について、笑って楽しみながら学ぶことができる。

　６月は受講生からの要望が多かった市地域おこし協力隊について、新村のりこさんと増田好希さんが講演。１０月は中学校の部活動の新たな受け皿となっている「登別市地域クラブ」について相澤恭介地域クラブ活動推進主幹が説明する。

　１１月は室蘭工業大学の董冕雄（とう・めんゆう）副学長・教授が初めて講師を務め、コンピュータ科学分野における防災と医療分野の研究テーマを中心に、課題と今後の展望を講演する。９月には千歳市の市場や工場を見学する「社会見学　食から学ぶ！ウマい北海道産！」が行われる。

　基礎コースは年間受講料として千円を支払うと、全講座を受講できる。市外からの受講も可。市教委では「まちのことを中心に、いろんなことを学べるので、外に出る機会として気軽に受講していただければ」と呼びかけている。

　申し込み・問い合わせは市教委社会教育グループ、電話０１４３・８８局１１２９番へ。